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日常ってこんなに狭い世界だったっけ?世界は意外と盲目だね!
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タイトル「弱虫モンブラン/DECO*27」
追記から新キャラ達の俺設定。厨二注意。






あるところに一つの王国があった。
お姫様は、とてもおてんばで、やんちゃで、わんぱく。
小さなころから使えていた青年は、そんな少女を守るのに必死だった。
おてんば姫は、彼の目を盗んでたびたび城を抜け出した。

抜け出した先は、スラム街。
そこで出会った一人の小さな少年。
今ではもう顔も思い出せない、でも彼と遊んで少女はとても楽しかった。
年下で体の弱かった少年を、少女は弟の様に可愛がった。

城を抜け出したことが、王にばれた。
王は、少女を軟禁した。

少女は、途方に暮れて、泣いて、泣いて、泣いた。
幾年もたち、少女は大人になっていく。
城の外を忘れていった。

少年は、二度と会えない少女を、待って、待って、待った。
幾年もたち、少年は成長していく。
城の少女を忘れることは、なかった。


このまま、少女が城の中で過ごしていけるなら、安全なら、と王は思った。
戦火は、城にくることはなかった。

このまま、少女が城の中で朽ちていくのを、お付きの青年は見たくなかった。
戦火が、城に来ることを察していた。


青年は、城に逆らった。
陰で暗躍するモグラのような人物に、姫を預けることを決めた。
彼ならば、彼女をここではないどこかへ。
おてんばだったあの頃の彼女に戻れるどこかへ連れて行ってくれると確信した。



王が当然許すはずはなかった。
青年は捕えられ、約束の時間に少女を逃がすことができなかった。

しかし、青年から新しい世界の話を聞いて胸を膨らませていた姫は、青年をこっそり逃がした。
自らも逃げ出し、城に戻ることはなかった。

青年と姫が逃げ出したことは、国中に知れ渡った。
戦争中のこの国は、最近大物軍人の一人が戦死したこともあり失望に溢れた。



青年と姫は、さまよい、新しい街に辿り着いた。
そこには、明るい未来と不変の命が、約束された場所。



失望に包まれる国で、一人の少年が去っていった。
少女の昔の面影を、未だに追い続ける彼は、ただ彼女に会えることだけを願った。
願った先の町は、明るい未来と不変の命が、輝く場所。





少女は、そこで明るさを取り戻す。それが、彼女にとっての世界のすべて。
青年は、少女のために全てをかける。それのためなら、なんだってする。
少年は、再び少女と笑い会える日を夢見る。それ以外は、なにもいらない。






******

完全な厨二設定にしてみました。





青年=ピクルス
少年=トリュフ
少女・姫=ラミー
この王国=OTB達の敵国=ジェネラルさんの国
モグラみたいなヤツ→モールさん(「非日常行きの盲目カー」っていうSSを参照してくだしあ)

ラミーからすれば、ピクルスは自分のために何でもしてくれるけど度が過ぎてるおじさま。
そしてトリュフ?誰それ?

ピクルスからすれば、ラミーは小さいころからずっと守ってきた存在。
時々おちゃめだが、基本はラミーの周りにあるもの全部が彼女にとっての悪いものに見えるレベル。
男には特に容赦しないと思われる。ポーカーフェイスでいつもニヤニヤしてる。

トリュフからすれば、ラミーは幼いころの思い出の人。
人生は案外どうでもいいけど執着を持つとすればラミーだけ。恋愛感情とかの前にまず逆にこれ以外マジどうでもいい。



厨二だね!知ってる!!!
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